【PM試験対策4】スコープ・マネジメント
2日続くと特に書くこともありませんが、最近の作業用BGMは「POP TEAM EPIC」の1曲リピートです。
今回からマネジメント対象ごとのお話になります。初回は「スコープ・マネジメント」から。
ここを握れてないと大炎上必至です。
重要な章ほど分量が少ないのは重要なことほど不確定要素が多いからでしょうか。
もくじ
スコープ定義
- スコープ定義は「計画」プロセスに属する
- インプット
- プロジェクト・マネジメント計画書
- プロジェクト憲章
- 要求事項文書
- 組織のプロセス資産
- ツールと技法
- 専門家の判断
- プロダクト分析
- 代替案作成
- ファシリテーション型ワークショップ
- アウトプット
- プロジェクト・スコープ記述書
- プロジェクト文書更新版
- ツールと技法がぼやっとしすぎてて、ていうか専門家って誰?
- プロジェクト・スコープ記述書
- スコープ
- プロジェクトが提供するプロダクト、サービス、所産の総体のこと
- 所産:プロジェクト実行の成果や文書
- 要は「なにをするか」ということ
- 受入基準
- 成果物受け入れの前に満たしておく必要がある条件のこと
- つまり、完成の最低ライン
- 成果物
- プロジェクト完了時に引き渡されるプロダクトや所産
- 除外事項
- プロジェクトでやらないこと
- 「なんでもやります」「あれもやれこれもやれ」を防ぐことができる
- 過度な期待を抑制する、夢を見させないための文書
- 制約条件
- プロジェクト実行に影響を及ぼす制限要素
- 前提条件
- 計画を立てるにあたって、証拠を取らなくても確実である条件
- こえーなこれ、見誤ったら死ぬやつ
- ここが崩れるのが大きな不確定要素となりうる、PM交代とか
- スコープ
WBS作成
- WBS作成もスコープマネジメントの一環、これも計画プロセス
- プロジェクト・スコープ記述書をみて、成果物やなすべき作業を分解してWBSという図を作成する
- インプット
- プロジェクト・マネジメント計画書
- プロジェクト・スコープ記述書
- 要求事項文書
- 組織体の環境要因
- 組織のプロセス資産
- ツールと技法
- 要素分解
- 専門家の判断
- アウトプット
- スコープ・ベースライン
- プロジェクト文書更新版
- スコープ・ベースラインというのはベースラインの中で
- を指す言葉
WBS
- 成果物作成のためにチームが実施する作業の全範囲を要素分解したもの
- 書き方にはルールがある
WBS辞書
- WBSの補完要素のひとつ
- ひとつの要素に対し、一つの辞書が作られる
- 内容の例はこんな感じ
- これ、まんまRedmineのチケットに書いてあることでは……?
- WBSの可視化と作業進捗が簡単に見られるスグレモノであることはよくわかった
- で、ここに主眼をおいた要素であることがわかると自然と弱点もわかってくる
- ワークパッケージの一部について作られることが多い
- そらそうよ
- これをつくるコストだってタダじゃないんだから
- スコープ・ベースラインの原案が完成したら、ステークホルダにそれを配布して承認を得る
スコープ・コントロール
- 「監視・コントロール」プロセス群に属する
- なにも運用プロセスだけではないのだ
- スコープ・ベースラインへの変更をマネジメントするプロセス
- インプット
- ツールと技法
- 差異分析
- アウトプット
- 作業パフォーマンス情報
- 変更要求
- プロジェクト・マネジメント計画書更新版
- プロジェクト文書更新版
- 組織のプロセス資産更新版
- 差異分析
- ベースラインと実績の差異の大きさ、原因を分析すること
- インプットにはプロジェクト・マネジメント計画書が必要
- アウトプットとしては是正措置や予防処置を含む変更要求が出てくる
問題演習から
- アルファベットの略語たち
- ワークパッケージ
- さらにアクティビティに分解される
- これは実装者がひとりでやるやつかな
- 分析手法
「やるかやらないか」決めるのはそこまで難しくなさそうですが、やらないと決めたことを断るのが大変なんだなと理解しました。
結局、対人スキルなんですなー。契約社会が羨ましい。
まあ、欧米(概念)なところもあるんだと思うんですけど。
次は「タイム・マネジメント」です。私生活でも使えそう。