先日、Qiitaにちょっと攻めたタイトルの記事を投稿したんですが、あんまり伸びなくてちょっと恥ずかしい気分になっています。
それから、北陸が大雪だそうで、日本海側の実家がちと心配です。
福井駅 pic.twitter.com/Bx8ChSCx40
— きたく📎 (@kitaku0704) 2018年2月6日
じいちゃん、もう84なのに喜び勇んで雪かきに出かけるもんだから……
さて、今日は「タイム・マネジメント」の前半です。だいたい計画通りのペースで進んでて自分を褒めたい。
アクティビティ定義
- アクティビティ定義は計画プロセスに属する
- 具体的な行動を特定して文書化するプロセス
- インプット
- スケジュールマネジメント計画書
- スコープ・ベースライン
- 組織体の環境要因
- 組織のプロセス資産
- ツールと技法
- 要素分解
- ローリング・ウェーブ計画法
- 専門家の判断
- アウトプット
- アクティビティ・リスト
- アクティビティ属性
- マイルストーン・リスト
要素分解
- 成果物を完成させるために必要な作業をより小さい要素にブレイクダウンすること
- 「WBS作成」の「ツールと技法」のひとつでもある
- ただし、ここでの要素分解はもう少し踏み込んだモノ
- つまり、ワークパッケージをさらに作業に落とし込む
- ワークパッケージ見ればなにやれば分かる状態ならそのままで問題なし
- アクティビティ・リストはここで分解した作業の一覧
ローリング・ウェーブ計画法
- 直近は細かく計画して将来は大雑把に計画する
- いや普通じゃないかなこれは
- テキストの例では大日程中日程小日程と分けられている
アクティビティ順序設定
- これも計画プロセスに属する
- アクティビティの前後関係を特定して文書化する
- 前後関係は依存関係といっても良いかもしれない
- インプット
- スケジュール・マネジメント計画書
- アクティビティ・リスト
- アクティビティ属性
- マイルストーン・リスト
- プロジェクト・スコープ記述書
- 組織体の環境要因
- 組織のプロセス資産
- ツールと技法
- プレシデンス・ダイアグラム法(PDM)
- 依存関係の決定
- リードとラグ
- アウトプット
- プロジェクト・スケジュール・ネットワーク図
- プロジェクト文書更新版
- 基本はさっきの「要素分解」でリストになったアクティビティの順序付けを行う段階
プレジデンス・ダイアグラム法
- アクティビティ・オン・ノードを採用している
- つまり、アクティビティを四角のノードで示して矢印でつなぐ
- これがプロジェクト・スケジュール・ネットワーク図である
- 2つのノードの関係には「開始」×「完了」で4通りあるが、ほぼ終了-開始関係
- つまり、前の作業が終わるまで次の作業は開始できない
アクティビティ資源見積り
- こちらも計画プロセス
- 各アクティビティに必要なモノ、人、機材、消耗品などの種類と量を見積もる
- インプット
- スケジュール・マネジメント計画書
- アクティビティ・リスト
- アクティビティ属性
- 資源カレンダー
- 略
- ツールと技法
- 専門家の判断
- 代替案分析
- 公開見積データ
- ボトムアップ見積
- プロジェクト・マネジメント・ソフトウェア
- アウトプット
- アクティビティ資源要求事項
- 資源ブレークダウン・ストラクチャー
- プロジェクト文書更新版
資源カレンダー
- 資源投入可能な作業日とシフトを示す日程表
- フィルターが使えると便利
- 例えば、人的資源に限定すればただのシフト表になる
- 機材に限定すればただの使用予定表になる
- このへん、ビジネス用Googleカレンダーが担っている
ボトムアップ見積
- WBS下位レベルの要素の見積を行い、その和を取る技法
- 妥当な信頼性で見積もれない場合は、さらにブレイクダウンを行う
- 精度が高いと言われる
- まあ、その個々の見積が最大の問題だったりする
- 楽観的な見積の積み重ねが地獄を生む
アクティビティ所要期間見積
- またまた計画プロセス
- タイム・マネジメントだから仕方ないね
- 期日通りに作業を終わらせるのはPMBOKでは扱ってないということだろうか
- 想定した資源を使って個々のアクティビティを完了するために必要な作業期間を見積もるプロセス
- インプット
- スケジュール・マネジメント計画書
- アクティビティ・リスト
- アクティビティ属性
- アクティビティ資源要求事項
- 資源カレンダー
- その他あらゆるもの
- ツールと技法
- 専門家の判断
- もうこの項目が責任回避にしか見えなくなってきた
- 類推見積
- パラメトリック見積
- 三点見積
- グループ意志決定技法
- 具体的には扱わないんだろうか?
- 予備設定分析
- 専門家の判断
- アウトプット
- アクティビティ所要期間見積
- プロジェクト文書更新版
類推見積
- 類似のアクティビティやプロジェクトにおける過去のデータを使った見積技法
- まあ、一番難しいのは「類似性の判断」と思う
- トップダウン見積と呼ばれることも
- 大きな単位の見積によく使われる
- 精度は低いので、専門家に任せるのが吉
アクティビティ所要期間見積
- 当プロセスで見積もられた期間のこと
- 資源の見積から自然に出てくるはずのものだが。。。
- 幅をもたせたりバッファを確保したり個々人の能力を見て時間を変えたり
次も「タイム・マネジメント」で、ほぼ「スケジュール作成」です。
まあ、個々の作業の見積が正確ならこの時点で正確なスケジュールを引けるはず、ですが。。。
セルフマネジメントが十分に行われてるベテランチーム向けのような気がしますねえ。
新人にバッファを確保するのもリーダーのウデマエと言われればそうですが。