部屋の隅っこで書く技術ブログ

Web系企業勤務のエンジニアリングマネージャのブログです。技術ブログと称しつつ技術にまつわる個人的な話題が多めです。

秋葉原で「ひとり開発合宿」をやってきた【企画編】

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unsplash-logoChristian Dancke Tuen

久しぶりの更新です。めっきり涼しくなりましたね。

先週末の9/8-9に秋葉原でひとり開発合宿をやってきました。

本記事は【企画編】ということで、企画の経緯から秋葉原を選んだ理由までを書いていきたいと思います。

【実践編】はもう少しお待ち下さい。

なんでやろうと思ったか

Railsはじめて1年以上たち、仕事もそこそここなせるようになってきました。

そこでそろそろ個人開発のRailsアプリを作りたいと思い始め、各所のもくもく会を利用して徐々に設計を進めておりました。

例えばここですね。

step-to-rails-expert-rb.connpass.com

8月終わりごろにそろそろ着手できそうな雰囲気を感じたのですが、開発の最初にはまとまった時間が必要です。

平日ちょっとずつ進めるのは方針がガタガタになるのであまりよろしくない。

というわけで週末にまとまった時間を取る必要があったのですが、普通にコワーキングスペースに出かけるだけだと無限にダラダラしてしまってほとんど進捗がでない恐れがありました。

そこで、打開策としてひとり開発合宿を思い出したのです。

ひとり開発合宿

ひとり開発合宿といえば、昨年バズったこの記事が真っ先に思い浮かぶでしょう。

qiita.com

いわく、ひとり開発合宿とは

  • ビジネスホテル を使う(利便性が高いから)
  • 一人なのでいつ、どこで、何をしようが自由
  • 一人なので準備は楽チン
  • ホテルの場所次第では周辺をお散歩してプチ観光も可能

要するに「ビジネスホテルに泊まりに行く旅行」「部屋に篭って開発するのがメイン」というイメージです。

というものだそうです。

しかし、ケチで意志力がのび太の自分にとって、ビジネスホテルで開発合宿をやるには以下のようなリスクが考えられました。

  • 本当に一人しか居ない場所で行うと、要求される自制心がツーランクくらい上がる
    • しかも開発に使うのと同じ部屋にベッドがある
  • ビジネスホテルの狭い机と硬い椅子による非効率な開発
  • 高級なビジネスホテル+少し遠出による財布へのダメージ
  • ずっと同じ部屋にいることで気持ちが切り替えにくい

とはいえ、「合宿をやることにより出せる進捗」は非常に魅力的です。

なんとかして、上記問題を解決する方法はないものか。

問題の解決

要は、

  • 低コストで
  • 適度に人目があって
  • 良い椅子と広い机があって
  • 場所を適度に切り替えられて
  • ひとり合宿という高揚感を味わえる場所

であれば良いわけです。我ながらわがままの極みですね。

しかし、「適度な人目、良好な開発環境」が揃っている場所は普通にあります。コワーキングスペースです。

そして、宿泊場所にカプセルホテルを選択すれば、金銭的コストの問題をクリア可能です。

ここまで気付いたとき、ひとつの考えが浮かびました。

「都内でコワーキングスペースのある駅を選んでそこのカプセルホテルに泊まれば、ビジホより良い環境、かつお安くひとり合宿ができるんじゃね?」

というわけで、具体的に計画を進めることにしました。

場所の選定

さて、ではどこに泊まるか。以下の条件を満たす必要があります。

  • 自宅(都内)から1時間以内くらいで行ける
  • 近くにコワーキングスペースがある
  • カプセルホテルがある
  • 非日常感がある

第一候補:羽田空港

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unsplash-logoMarcus Ng

最初に思いついたのはここでした。つまり、ラウンジを開発スペースとして利用するのです。

京急線を使えば自宅から1時間以内で、カプセルホテルがあり、非日常感はたっぷり。

そして過去の経験からラウンジの作業環境が非常に良好であることもわかっています。

よし、ここにしよう、と思って調べてみると、どうやら先駆者がいたようです。

blog.naoshihoshi.com

Amazonゴールドカードを持っていたので。ラウンジを使うことができるのです。ふはは。

意気揚々とラウンジの手続きをしようとすると

案内人「搭乗券はお持ちですか?^^」

星「えっ」

案内人「えっ」

星「ないです」

案内人「あぁ〜^^;搭乗券がないとダメなんです^^;」

Try実行失敗/(^o^)\

もし実行していたら、大迷惑&ラウンジに入るのを断られて途方に暮れるところでした。あぶない。

到着する人を待っているときにラウンジは使えないんですね、勉強になった。

第二候補:秋葉原

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というわけで、オタクの聖地が候補に上がりました。

ここにはコワーキングスペースとカプセルホテルがあり、溢れんばかりの非日常感

アクセスも自宅から1時間以内、というか職場から徒歩圏内という近さ。

条件としては十分です。

ラウンジと違って、コワーキングスペースなら作業して怒られるなんてことはありえません

先駆者はいないようですが、自分が先駆者になれるのも面白いなと思ってここに決定。

アキバグルメを晩御飯にするのも楽しみです。

合宿の準備

宿の予約

秋葉原にはいくつかカプセルホテルがありますが、快適な睡眠のためにちょっとお高めのカプセルホテルを予約しました。

glansit.jp

カプセルホテルとしてはお高めとはいえ、1泊6,000円なのでビジネスホテルよりは全然お安い値段です。しかも大浴場付き。

そして、大事なのは作業できるラウンジがあることです。

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引用元:きれい〜!秋葉原グランジットに宿泊してみた。女の視点でレビュー

これでコワーキングスペースが閉まってから寝るまで開発が可能なのです。

コワーキングスペース

ビジネス街が近いだけあって、秋葉原にはコワーキングスペースがたくさんあります。

univ.peraichi.com

その中から、

という点で、こちらに決めました。

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rampart-akiba.jp

※上記画像の引用元もこちらのサイト

あとは決行を残すのみ

Rampartの営業時間と他の用事からスケジュールが大雑把に決まり、俄然ワクワクしてきました。

ここまででだいぶ長くなったので、実際やってみてどうだったかは【実践編】の記事に譲ります。

三連休中に必ずアップしますのでお待ち下さい。