秋葉原で「ひとり開発合宿」をやってきた【実践編】
本エントリは以下の記事の続編です。
というわけで、9/8(土)-9(日)に行ったひとり開発合宿が実際にどうだったかを書いていきたいと思います。
前の記事を読んでない人のためにどんな企画か大雑把に3行でまとめると
- 一人で開発合宿
- 場所は秋葉原
- 宿泊はカプセルホテルで作業はコワーキングスペース
で、基本的には以下の記事をベースにした企画です。
いつなにをやったか
急に企画を決めたために両日とも午前中に予定が入っており、それ以外の時間で開発する感じになりました。
1日目 13:00
午前中の用事をすませ、自宅で昼食を摂って出発
1日目 14:00
開発開始
1日目 19:00
コワーキングスペースの閉店時間のため撤退
ジャンク通りでMiniDisplay(オス)-HDMI(メス)の変換アダプタを購入
晩飯はジャンク通りの「肉汁麺ススム」
その後、チェックインして荷物整理して入浴
1日目 21:00
コワーキングスペースのラウンジに場所を移して開発再開
1日目 25:00
就寝、開発しすぎて目が冴えてしまい眠れず
2日目 09:30
7:30に起きて開発するつもりだったのになかなか眠れなかったため、チェックアウト時刻ギリギリに起床
2日目 10:30
チェックアウトして朝食を摂り、午前中の用事を済ませに隣駅:小伝馬町へ
2日目 12:30
コワーキングスペースで昼食を摂って休憩
2日目 13:30
開発再開
昨日買った変換アダプタのおかげで今日はデュアルディスプレイが使える
寝不足がたたって効率は低下気味
2日目 19:00
開発終了
2日目 その後
「カレーは飲み物」でカレーを飲む
何がよかったか
設計の甘いところを保管したり、作業順の設定したりできた
合宿に求めていたのはまとまった時間ですが、まさにこれらはまとまった時間にしか出来ない作業でした。今回の大きな成果です。
これで、ちょっとずつ開発できる体制の基礎ができました。
使ったことないIDEの機能がたくさん使えた
これは仕事でなく趣味で合宿する利点です。
仕事だと短時間で成果を出すことが求められるため、既に身につけているスキルで対応しがちになります。
いわば、木こりのジレンマに陥りがちになるんですよね。
趣味だと目標進捗に届かなくても誰からも怒られないため、IDEの機能をガンガン試せるのです。
今回はRubyMineからGitを触ったりRailsコマンドを実行したりするのを覚えられました。デバッグには手を出せてないのが少し残念。
同じ理屈で、新しい技術を試すときもとりあえず的な実装をせずにちゃんと理解してからできます。
マルチディスプレイが使えた
作業環境はこんな感じでした。
マルチディスプレイはビジホで開発合宿をやってしたら得難かった利点でした。
ビジホでもテレビをもう1枚のディスプレイにするという手はありますが、固定されていることも結構あるんですよね。
今回はコワーキングスペースなのでバッチリ2枚使って開発しました。
しかも変換ケーブルを自宅に忘れたのに、場所がアキバだったため夕食のついでに買えました。
カプセルホテルのラウンジで夜遅くまで開発できた
一人で行けるのに人目のある状態で深夜まで開発できる環境って、カプセルホテルだけじゃないでしょうか。
限界が来るまでやり続け、そのまま寝床に入れました。
寝床に入ったとして、深夜テンションが振り切れる方向で限界を迎えたので、眠れませんでしたが。
これは昼間にコワーキングスペースを使うことのデメリット「土日はせいぜい19:00くらいまでしか営業してない」を補うものです。
しかも、場所が切り替わるので気分を変えられる利点付きです。
アキバグルメが美味しかった
合宿における最重要タスク、食事です。
ここを妥協するとモチベーションに真面目に影響がでるので気になった店に行ってよかった。
そのかわり、朝食や昼食は量を抑えると開発に支障が出にくくて良いですね。
何がよくなかったか(反省点)
日程調整に失敗した
ご覧のとおり、土日ともに午前中に予定が入っておりました。
できれば調整して丸2日間没頭する環境を作りたかったのですが。。。
そもそも日曜日には基本固定で予定が入っているために週末両方空いているだけで貴重なので、上手くやるべきでした。
疲労の蓄積をナメてた
おそらく、今回最大の失敗でした。
まず、金曜日の夜に筋トレして就寝時間を対して早めず、かなり疲れた状態で土曜の朝を迎えました。
土曜はなんとかなったのですが、さらにその夜満足に眠れなかったため日曜はバテバテ、かなり効率が落ちました。
さらにその後……
そのせいで翌週の仕事に影響を出した
これでした。
疲れていたのでかなり無為な時間を過ごしてしまったような気がする。。。
曲がりなりにもプロを名乗っているのにこれじゃいけませんね。
週末ぶっ通しで開発やってたので水曜になっても疲れが取れてないしこれがアラサーなのかという気分でいる
— expa / Shu OGAWARA (@expajp) September 12, 2018
年齢のせいではない、はず……
まとめ
まとめるとこんな感じでした
- 開発環境、没頭できる時間、気分転換のしやすさなど、コスト面以外でも明らかにビジホ開発合宿を上回っている
- 場所に秋葉原を選ぶことで忘れ物を現地調達できるメリットを追加
- 体調を整えていかないと、せっかくお金と時間をかけて作った環境が台無し
「ポテンシャルは抜群にあるものの、それを活かしきれなかった」という形でした。
次はどうしたいか
予定の調整と体力の温存ですね。
きっと、次は年明け2月とか3月になると思いますが、次はここを解決して2日間まるごと注ぎ込めるようにしたいと思います。
繰り返しますが、この企画はまだまだポテンシャルがあると感じているのです。
ちなみに
合宿中の9/9(日)に誕生日を迎えて28歳になりました。
みなさんこれからもよろしくお願いします。