【PM試験対策8】品質マネジメント その1
あまりにも仕事が進まないのでどうすれば仕事が進むか考えてたら就業時間が終わってました。
自己管理をとても頑張っている自覚はあるのですが、それはぼくがクズだからで、やると決めたこともよほど頑張らないとやらないからです。
もうちょっと普通に生きたいものですね。
今日は「品質マネジメント」です。
品質マネジメント計画
- その名の通り「計画」プロセス
- インプット
- プロジェクト・マネジメント計画書
- 毎回あって空気のようになってるが今回は重要
- ステークホルダー登録簿
- リスク登録簿
- 要求事項文書
- 組織体の環境要因
- 組織のプロセス資産
- プロジェクト・マネジメント計画書
- ツールと技法
- 費用便益分析
- 品質コスト
- QC七つ道具
- アウトプット
- 品質マネジメント計画書
- プロセス改善計画書
- 品質尺度
ISO/IEC9126 (JIS X 0129-1:2003)
- 「組織体の環境要因」によって変化しない、品質モデルが存在する
- よく午前問題に出題されるらしい
- つーか教本の日本語が寝ながら書いたんかというレベルで意味不明なのでなんとかしてほしい
- ソフトウェア品質のモデルは、以下の6特性から構成される
- 機能性
- 必要な機能を提供できる
- 信頼性
- アウトプットやプロセスの品質が安定している
- 使用性
- ユーザビリティが高い
- 効率性
- リソースを効率よく使用できる
- 保守性
- 修正がしやすい
- 移植性
- 他の環境への移行がしやすい
- 機能性
- こっちも日本語がどうかしているのでシンプルに書き直してほしい
品質コスト
- 成果物の生成から廃棄までに発生するコストの総額のこと
- 以下のような要素から成る
- 要求不適合防止措置
- 要は仕様書の作成
- 品質担保のための試験
- テスト書いてないとかお前それ@t_wadaの前でも同じこと言えんの?
- 要求事項への不適合の結果として生じる手直し
- バグ修正と機能追加
- 要求不適合防止措置
- 大雑把に下記2つに分類される
- 適合コスト
- 欠陥を回避するため、プロジェクト期間中に支出する金額
- 予防コスト(仕様書)や評価コスト(テスト)
- 欠陥を回避するため、プロジェクト期間中に支出する金額
- 不適合コスト
- 不良によりプロジェクト期間中及び期間後に支出する金額
- バグ修正コスト
- テストでバグが発見されたらプロジェクト中にも払うことになる
- コードレビューに対する修正とかもここ
- 不良によりプロジェクト期間中及び期間後に支出する金額
- 適合コスト
- 一般に、適合コスト<不適合コストなので、適合コストを多めにすべき
- 要は、仕様書とかテストを怠ると後でツケを利子付きで払うよという話
QC七つ道具
品質管理のこと。
科学的に製品の品質を管理する方法で、管理図法、層化法、対照法、相関法などを使う。
QC活動を現場段階で行なう従業員の小集団をQCサークルというが、これはわが国独特のもので、メーカーのみならず第三次産業にも急速に普及した。
製造現場からスタートしたQC活動は、今日では、営業・企画・開発・総務・経理などの非製造部門をも含めた全社的なQC運動として定着し、これをTQC運動と呼んでいる。
販売面では、目標を設定し、その実践方式を編み出し、プラン・ドゥ・チェック方式を実践する「方針管理」と、日常の営業活動でムリ・ムダ・ムラを排除する改善運動としてのサークル活動がある。
(引用元:流通用語辞典 - ジェリココンサルティング)
- 7つの図表により成る
- チェックシート
- 要はチェックリスト
- 担保すべき品質項目を並べたもの
- ヒストグラム
- ばらつきがあり、かつそれが一定範囲内に収まっていないといけない性格の指標を管理する
- 範囲ごとにそれに属する製品の数を示した棒グラフ
- ソフトウェア開発だと操作ごとの応答速度とかか?
- 中央値はメジアン、最頻値はモードという
- パレート図
- ある結果の原因を多いものから順に並べた図
- 件数を棒グラフで表し、全体の比率を折れ線グラフで表す
- 「80%の問題は20%の要因から発生する」パレートの法則が名前の元になっている
- おそらく、この図は原因分析として変化を観察することに意味があると思われる
- 特性要因図
- 結果と原因の関係をまとめて図示したもの
- フィッシュボーンチャートとも言う
- 主要な原因が大骨で細かい原因が小骨
- 層別(グラフ)
- 層別:品質データを特定の基準で分類して集計すること
- 例えば、機能ごとのバグ要因を個別に集計するなど
- どんなグラフを使ってもかまわない
- 散布図
- よくある相関関係を表す図
- 2値によってデータが決まるという特性が必要
- 管理図
- 管理対象データの折れ線グラフに、上限値、下限値、平均値のラインを書き加えたもの
- 運用時に異常の原因分析を行う目的で使う
- 経験則として、データ取得回数にして7回連続で中心線を上回るor下回る場合は以上が発生している、という7の法則がある
品質マネジメント計画書
- 組織の品質方針を実施する方法が書かれた計画書
- 品質要求事項をどのようにして達成するかが記述されている
- 当然、守るべき指標である品質尺度もこの計画書に記述される
品質尺度
- 品質について、
- なにを
- どのように
- 測定するかを具体的に記述したもの。
- 例えば、以下のような尺度
- レビュー項目密度
- レビュー摘出欠陥密度
- テスト項目密度
- テスト摘出欠陥密度
- 上記の尺度がなにを表すかについてが次項の「品質コントロール」へ
「品質マネジメント」は長大に見えますが、図表が多めなので見掛け倒しなのかも。
次は「品質コントロール」中心にこれの続きです。