【PM試験対策1】プロジェクト全般 その1
4/15にあるIPAのPM試験に向けて下記の教本を進めることにしました。
使ってるのは去年のやつですけどね。
試験勉強として、私情を挟みつつ本の内容のまとめを行います。
なんで受けるのかはそのうち「PM試験対策0」とでもつけて書きます。
プロジェクトの定義と特徴
- プロジェクトとは、独自の成果を創造するために実施される有期的活動である
- つまり、期限つきで、一度だけ、誰もやってないことをやること
- 試験の想定するプロジェクト
- 成果物は情報システム
- 開発モデルはウォーターフォール
- 開発規模は50-200人月、開発期間は8-18ヶ月程度
- PMは専任
- 「プログラム」という単語の定義
- コンピュータに食わせるプログラムではない
- 統合してマネジメントされる複数のプロジェクトの集合体
プロジェクト・ライフサイクル
- プロジェクト・ライフサイクルとは、立ち上げから終結までのプロジェクトの一連のフェーズのこと
- PMが担当するのは個別システム計画作成のフェーズから
- よく見るやつですね
コストと不確実性
- 人員コスト
- 立ち上げから計画完了までは緩やかに上昇
- 設計フェーズに移ると急激に上昇
- 単体テストが終わったあたりで緩やかに降下
- 成果物ができたら急激に低下
- 運用保守の人員は少ない(あたりまえ)
- リスク・不確実性
- 上流ほど高い
- 変更コスト
- 下流ほど高い
- 不確実性と変更コストの分岐点はおそらく単体テスト実施時くらい
ステークホルダ
- プロジェクトの成否で影響を受ける関係者
プロジェクトマネージャ
- プロジェクトの責任者
- プロジェクトのすべての権限と責任を持つ(?)
- 以下のような役割を担う
- リーダーシップを取る
- 計画の策定と作業の指揮
- コミュニケーション
- (内部含む)ステークホルダとの調整
- 交渉・折衝
- プロジェクト外部のステークホルダや外注先と交渉する
- 問題解決
- 発生した様々な問題を解決する
- リーダーシップを取る
プロジェクトメンバ
- 平たく言ってしまえば作業者
- 以下のような役割を担う
- 進捗状況や問題の報告
- 作業の遂行
- チームワーク
- 全体の作業効率を高めるように動く
PMO
- Project Management Office
- プロセスの標準化とマネジメント技法の標準化を行う
- PMの作業を代行・補佐する役割をもつ、プロジェクト外の組織
その他
- チームリーダ
- メンバーが複数チームに分かれる際の長
- PMの指示に基づいてチームにのメンバを指揮する
- 顧客
- 成果物を使用する人(たち)
- スポンサー
- お金を出す人たち
- たいてい顧客と一致
- 社内案件ならば経営層
- プロジェクトリーダ、グループリーダ
- よく使われるが、「試験の語彙」には含まれない
- PMやチームリーダが存在してもこれらの人がいる場合がある